震災直後の札幌で考える「終活」①

今回の題材は、今話題の「終活」。
ここ数年でTVなどでも取り上げられるようになりましたので、皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
2012年には流行語大賞にもノミネートされたほどのブームとなっていますが、興味はあるけど具体的にどんなことから始めたらいいか迷っている方も多いかと思います。
終活の中身を理解して、ご自身とご家族が安心して過ごせるための終活づくりを実践してみませんか。

終活とは

大まかに言うと、自分自身の死後や介護が必要になった時を考え、自分がしておくこと、残された人にお願いしたいことの準備活動です。
終活と聞いて皆さんは具体的に何歳くらいをイメージするでしょうか。
高齢者や定年退職などで社会的にリタイアされた方はもちろん、時として命の終わりは年齢に関係なく訪れるものです。
また、死後の準備だけでなく、高齢や病気・事故などを理由に意思表示ができなくなった場合の準備も終活の一つです。
先日の北海道胆振東部地震ではたくさんの方が被害に遭われたばかりです。
そう考えると、終活はどの世代にもあてはまり、心と身体が強く健康なうちに準備することが重要になります。

終活の種類

具体的にどんな準備があるのかみてみましょう。
・生前整理
・介護や医療
・葬儀やお墓
・遺言書
・エンディングノート

生前整理

中には家族の判断で処分しにくいものもあるでしょうし、時間的な負担もかかります。また専門家に依頼する遺品整理には費用がかかってきます。
反対に自分が見られたくないものだってあるかもしれませんね。
家族とご自身のためにも健康なうちに少しずつ整理することが必要です。

介護や医療

病気や事故で意思表示ができなくなった場合に備え、終末期を迎えたときに、医療や介護について自分はどうして欲しいかを家族に伝えておきましょう。
そうすることで家族の精神的な負担も軽減されます。

葬儀やお墓

葬儀では、家族葬にしてほしい、葬儀はしない、遺影はこれを使ってほしいなどご自身の希望を決めておきましょう。
お墓についても今は樹木葬やペットと一緒に入れるお墓など多様化していますので、希望にあったお墓を事前に購入する方も増えているようです。

次回につづく・・・

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